結婚を迷うのはおかしい?迷いの種類チェックと自分に合った決め方

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付き合いは順調で、相手のことも大切に思っている。
それなのに「結婚」という言葉が現実味を帯びたとたん、気持ちがふっと立ち止まってしまう。
友人の結婚報告を見た夜、「自分はどうしたいんだろう」と天井を見つめてしまうこともあるかもしれません。

この記事では、結婚を迷う気持ちを6つの種類に分けてチェックし、それぞれの迷いとの向き合い方を考えます。
あわせて、「慎重に決めたい」という性格の傾向についても、心理学の性格モデル「ビッグファイブ」の考え方から触れていきます。

目次

結婚を迷うのは、真剣に考えている証拠かもしれない

結婚は、ふたりの気持ちだけで完結する話ではありません。
住む場所、お金、仕事、休日の過ごし方。これまで別々だった暮らしを、ひとつに重ねていく選択です。

だからこそ、相手のことが好きでも迷う人は少なくないようです。
むしろ、「好きだから結婚する」とすぐに決めきれないのは、その先の毎日まで思い浮かべているからなのかもしれません。

迷っている自分を「覚悟が足りない」と責めなくて大丈夫です。
まずは、その迷いがどんな形をしているのか、少し分けて見てみましょう。

あなたの迷いはどれ? 迷いの種類チェック

結婚の迷いは、ひとつの大きなかたまりのように感じられます。
でも中身をほどいてみると、いくつかの種類が重なっていることが多いようです。
それぞれの「こんな気持ち、ある?」を読みながら、自分に近いものを探してみてください。いくつ重なっていてもかまいません。

相手への迷い

  • この人とずっと一緒にいる自分が、うまく想像できない
  • もっと合う人がいるのでは、と頭をよぎる

相手への迷いは、いちばん打ち明けにくい迷いかもしれません。
ただ、「もっといい人がいるかも」という気持ちは、今の相手に大きな不満があるときだけでなく、「一生に一度の選択」だと思うほど強くなることもあるようです。
付き合いが長く、ドキドキが落ち着いてきた時期と重なっていないかも、少し振り返ってみてください。

▶ 付き合いが長くなって気持ちの変化に悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてください

自分の準備への迷い

  • 仕事がやっと面白くなってきたところで、生活を変えるのが不安
  • 自分がちゃんとしたパートナーになれるか、自信がない

相手ではなく、「今の自分」に向いた迷いです。
この迷いは、相手をどう思っているかとは別のところにあることが多いと考えられます。
「相手はいい。でも自分がまだ」という形なら、準備のために何が足りないと感じているのかを、具体的に書き出してみると整理しやすくなるかもしれません。

暮らしやお金への迷い

  • 家事の分け方や、お金の使い方の感覚が合うか心配
  • ひとり暮らしの気楽さを手放せる気がしない

好き・嫌いとは別に、「一緒に暮らす」ことそのものへの迷いです。
生活の細かいところが気になりはじめるのは、結婚を具体的に考えているからこそ、という見方もできます。

将来の考え方の違いへの迷い

  • 住みたい場所や、働き方の希望がすれ違っている
  • 子どものことや、将来の暮らし方について話したことがない

ふたりの「これから」の地図が、まだ重なっていない状態です。
違いがあること自体は、めずらしいことではありません。迷いが大きくなるのは、違いがあることよりも、「話せていない」ことのほうなのかもしれません。

周りの声への迷い

  • 年齢や周りのタイミングに、せかされている気がする
  • 友人や身近な人の反応が気になって、自分の気持ちが見えにくい

「そろそろ」「まだなの?」という言葉は、悪気がなくても心に残りやすいものです。
周りの声が大きいときは、「自分は本当はどうしたいのか」が聞こえにくくなることがあります。いったん、周りの声と自分の声を分けて考えてみてもいいかもしれません。

理由のわからない「なんとなく」の迷い

  • はっきりした不満はないのに、なぜか踏み切れない
  • 理由を聞かれても、うまく言葉にできない

いちばんモヤモヤしやすいのが、この迷いかもしれません。
理由がないまま迷うと、「自分がおかしいのかな」と思ってしまいがちですが、大きな変化の前に、理由のない不安を感じる人は少なくないようです。
言葉にならない迷いは、無理に理由をつけず、「今はまだ言葉にならない」とそのまま置いておくのもひとつの方法です。

「迷うならやめた方がいい」は本当?

結婚に迷っていると、「迷うならやめた方がいいよ」という言葉を目にすることがあります。
その一方で、「迷わない結婚なんてない」と言う人もいます。

どちらが正しいのか、この記事で答えを出すことはできません。
ただ、ひとつ言えるのは、同じ「迷う」でも、中身によって意味がまったく違うということです。

たとえば、相手と一緒にいると苦しい、自分らしくいられない、と感じ続けている迷いと、新しい生活に踏み出す前の緊張に近い迷いとでは、向き合い方が変わってきます。
さきほどのチェックで、自分の迷いがどの種類に近かったかを思い出してみてください。

「迷うならやめた方がいい」も「迷っても進んでいい」も、誰かが自分の経験から言った言葉です。
その言葉に決めてもらうのではなく、自分の迷いの中身から考えていく。それだけで、少し呼吸がしやすくなるかもしれません。

慎重に決めたい人ほど、迷いが長くなりやすい

結婚の迷い方には、もともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
ここでは、ビッグファイブの5つの性格のうち、「コツコツ力」と呼んでいる傾向に絞って考えてみます。心理学では「誠実性」と呼ばれる傾向です。

約束を大切にできる人の、まじめな迷い

コツコツ力が高い人は、約束や決まりごとを大切にし、物事をきちんと進めたい傾向があるとされます。
一度決めたことは守りたい。だからこそ、決める前にしっかり考えたい。
結婚のように「長く続く約束」を前にすると、その誠実さが、迷いの長さとして表れることがあるようです。

言いかえれば、それは相手との約束を軽く扱わない人の迷い方、と見ることもできます。
すぐに決めないことは、優柔不断ではなく、責任を持って選びたいという気持ちの表れなのかもしれません。

苦しくなるのは「正解」を探しはじめたとき

ただ、慎重さが強く出ると、迷いが終わらなくなることもあります。

  • 不安な点をすべてつぶしてからでないと、決めてはいけない気がする
  • 「決めたらやり直せない」と思うほど、一歩が重くなる
  • 相手が先に進みたそうにしていると、焦りと申し訳なさでいっぱいになる

結婚には、あらかじめ用意された正解がありません。
100点の確信を待っていると、いつまでも「まだ足りない」と感じてしまう人もいるようです。

そんなときは、「結婚するかどうか」を一度に決めようとせず、小さな確認に分けてみるのもひとつの方法です。
「お金のことを一度話してみる」「一緒に暮らすことを想像して、週末を長めに過ごしてみる」。
コツコツ力のある人は、小さなステップを積み重ねるのが得意な人でもあります。大きな決断も、小さな確認の積み重ねの先に見えてくるかもしれません。

迷ったときに、ふたりで話しておきたいこと

迷いは、ひとりで考えているうちに大きくなっていくこともあるようです。
答えを出すための話し合いではなく、「お互いを知るための話」として、次のようなテーマを少しずつ話してみてもいいかもしれません。

  • 住む場所と働き方:どこで暮らしたいか、仕事はどう続けたいか
  • お金の感覚:何にお金を使いたいか、貯め方や管理の仕方
  • 休日とひとりの時間:一緒に過ごしたい時間と、ひとりで過ごしたい時間のバランス
  • 家事の分け方:得意なこと、苦手なこと、やりたくないこと
  • 子どもや将来の暮らしについての考え:今の時点の考えでよく、決めきらなくていい
  • 結婚の時期:いつごろを考えているか、急ぎたい理由・待ちたい理由

一度に全部話す必要はありません。ごはんを食べながら、ひとつだけ聞いてみる。それくらいの軽さで十分です。
考えが違っても、それは失敗ではありません。ふたりで考える材料が増えた、と受け止めることもできます。

▶ 話し合いがいつも喧嘩になってしまうと悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてみてください

ふたりの価値観の傾向を知るには

結婚への迷い方や、大切にしたい暮らしの形には、それぞれのもともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
自分と相手がどんな傾向を持っているのかを知っておくと、「なぜ自分はここで立ち止まるのか」「相手はなぜ急ぎたいのか」が、少し見えやすくなるかもしれません。

たとえば診断には、「小さな約束を積み重ねて、信頼を育てる恋」の約束タイプや、「いつもの毎日を、ふたりで大切にしていく恋」の穏やかな日常タイプがあります。
同じ「結婚」でも、約束をきちんと形にしたい人と、今の毎日の心地よさを守りたい人とでは、迷うポイントが違っていても不思議ではありません。
約束タイプの結果には、こんなアファメーションが添えられています。

私は、積み重ねてきた自分の誠実さを信じていい。

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ふたりでそれぞれ受けて、結果を見せ合いながら話すきっかけにするのもおすすめです。

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※心理学の考え方をもとにした診断です。結婚するかどうかや、ふたりの相性を判定するものではありません。

まとめ

  • 結婚を迷うのは、その先の毎日まで真剣に考えているからかもしれない
  • 迷いには、相手・自分の準備・暮らしとお金・将来の考え方・周りの声・「なんとなく」など、いくつかの種類がある
  • 「迷うならやめた方がいい」は、迷いの中身によって意味が変わる。誰かの言葉ではなく、自分の迷いの中身から考えていい
  • 慎重に決めたい人は、大きな決断を小さな確認に分けると、一歩が軽くなることがある
  • 迷ったときは、答えを出すためではなく、お互いを知るための話をふたりで少しずつしてみる

迷っている時間も、ふたりのこれからを大切に考えている時間です。
急がなくていいので、自分の気持ちの声を、ひとつずつ聞いてあげてください。

▶ ほかの恋愛の悩みは「恋愛の悩み一覧」にまとめています

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