相手が喜ぶことをしたい。困っていたら助けたい。
そう思って頑張ってきたのに、気づけば「やってもらって当たり前」のように扱われている。
「こんなに尽くしているのに、どうして大事にされないんだろう」と、悲しくなることはありませんか。
この記事では、尽くしすぎると大事にされにくくなる理由と、尽くしすぎてしまう人に多い性格の傾向を、心理学の性格モデル「ビッグファイブ」の考え方を借りて整理します。そのうえで、自分も大切にするための小さなステップを紹介します。
尽くしすぎると、なぜ大事にされにくいのか
尽くすこと自体は、悪いことではありません。相手を大切に思う気持ちから生まれる、すてきな行動です。
ただ、それが「いつも」「一方的に」になると、関係のバランスが少しずつ変わっていくことがあると言われます。
- 相手にとって、してもらうことが「特別なこと」から「いつものこと」に変わる
- あなたの「本当はこうしてほしい」が伝わらないまま、相手は満足していると思い込む
- あなた自身が疲れて、笑顔でいられる時間が減っていく
相手が悪い人だから、というわけではないことも多いのです。
言わなくても分かってくれるはず、という期待と、言われないから大丈夫だと思う安心が、すれ違ってしまうのかもしれません。
尽くしすぎてしまう人によくある特徴
尽くしすぎてしまう背景には、もともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
相手の気持ちに気づきやすい(共感力が高い)
相手が疲れている、困っている、寂しそう。そういう小さなサインに、すぐ気づく人がいます。
共感力が高い人は、気づいたら放っておけず、自然と手を差し伸べてしまう傾向があるとされます。
心理学では「協調性」と呼ばれる性格の傾向で、ぶつかるより相手に合わせることを選びやすいとも言われます。
▶ あわせて読みたい:恋愛に疲れた
嫌われるのが怖くて、断れない(心が揺れやすい)
「断ったら嫌われるかも」「機嫌が悪くなったらどうしよう」。
気持ちが揺れやすい人は、相手の反応が気になって、頼まれたことを断りにくいことがあります。
尽くすことで安心しようとして、気づけば自分の予定や気持ちを後回しにしている、ということもあるかもしれません。
ちゃんとしてあげたい、と頑張る(コツコツ力が高い)
一度引き受けたことは最後までやりたい。中途半端にしたくない。
きちんとした人ほど、「ここまでやってあげるのが当然」と、自分で基準を上げてしまうことがあります。
優しさと我慢は、違う
尽くすことと、我慢することは、似ているようで違います。
- 優しさ:自分が「そうしたい」と思って、気持ちよくできること
- 我慢:本当はしんどいのに、「しなきゃ」と思って続けていること
同じ行動でも、心の中がどちらなのかで、関係に与える影響は変わります。
我慢が積み重なると、いつか「こんなにしてあげたのに」という気持ちになりやすいからです。
Fortune Design Clubのオラクルカードに、こんな言葉があります。
優しさと、我慢して受け入れることは、違う。今日は少し線を引いてみる日。
(オラクルカード「境界線」より)
線を引くことは、相手を拒むことではありません。
あなたが無理をしないことで、ふたりの関係が長く続きやすくなる、というほうが近いのかもしれません。
オラクルカードは、こちらから1枚引くことができます。
https://design-bu.com/affirmation-cards/
尽くしすぎをやめる、小さなステップ
急にやめる必要はありません。少しずつ、自分の分も残していきましょう。
- 頼まれる前に動くのを、1回だけ待ってみる:先回りをやめると、相手が自分で動くきっかけになります
- 自分の予定を先にカレンダーに入れる:相手に合わせる前に、自分の時間を確保します
- 「今日は難しい」を一度言ってみる:理由を長く説明しなくても大丈夫です
- してほしいことを、ひとつだけ言葉にする:「言わなくても分かって」を、「こうしてくれたらうれしい」に変えてみます
- 自分に尽くす日をつくる:好きなものを食べる、ゆっくりお風呂に入るなど、相手にしていることを自分にもしてあげます
自分の恋のバランスを知るには
相手に合わせやすいか、自分の気持ちを大切にしやすいか。そのバランスには、もともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
自分の傾向を知っておくと、どこで無理をしやすいのかが分かって、ちょうどいい距離を見つけやすくなるかもしれません。
心理学の性格モデル「ビッグファイブ」でわかる、恋愛タイプ診断
20問・約3分・無料・登録なし。結果では、人とのエネルギー、共感力、コツコツ力、心の安定、想像力・好奇心の5つの性格と、あなたのタイプに合わせたアファメーションがわかります。
[恋愛タイプ診断をやってみる](https://shindan.design-bu.com/shindan)
まとめ
- 尽くすこと自体は悪くないけれど、「いつも」「一方的に」になると、関係のバランスが崩れやすくなることがあります
- 尽くしすぎてしまう背景には、共感力の高さや、心の揺れやすさ、きちんとしたい気持ちなど、性格の傾向が関わっていることがあります
- 優しさと我慢は違います。しんどいと感じたら、少し線を引いてみてください
- 頼まれる前に動くのを1回待つ、してほしいことを言葉にするなど、小さなことから始めてみましょう
あなたが相手を大切にするように、あなた自身も大切にされていい存在です。
免責
この記事は、心理学の考え方をもとにした一般的な情報です。すべての人にあてはまるものではなく、結果や効果を保証するものではありません。恋愛タイプ診断は、Fortune Design Clubが独自に作成した簡易的な診断で、占いや医学的な診断・検査ではありません。自分を知るためのヒントとしてお使いください。つらい気持ちが続くときや、心や体の不調が気になるときは、ひとりで抱えずに、信頼できる人や専門の相談窓口に相談してください。


