また、つまらないことで喧嘩してしまった。
連絡の返し方、デートの決め方、ちょっとした言葉づかい。
仲直りしても、しばらくするとまた同じことでぶつかってしまう。
「私たち、相性が悪いのかな」「このまま付き合っていていいのかな」
そんなふうに迷っている人もいるかもしれません。
この記事では、喧嘩が多くなる理由を、心理学の性格モデル「ビッグファイブ」の考え方を借りて、ふたりの性格の組み合わせから考えます。そのうえで、喧嘩を小さくするコツと、上手な仲直りのしかたを紹介します。
※相手から暴力をふるわれる、強い言葉でくり返し責められるなど、怖さを感じている場合は、この記事の後半にある相談窓口の案内を先に読んでください。
喧嘩が多い=相性が悪い、とは限らない
喧嘩が多いと、「相性が悪い証拠なのでは」と不安になりますよね。
でも、喧嘩の多さだけで相性を決めることはできないと考えられます。
喧嘩が起きる背景には、ふたりの考え方や感じ方の違いがあることが多いようです。
そして、違いがあるのは、別々の人間どうしなら自然なこと。
むしろ、思ったことを言い合えるのは、相手に本音を見せられている表れだと考えることもできます。
大切なのは、喧嘩の「回数」よりも、喧嘩のあとにどうなるかなのかもしれません。
喧嘩のたびにお互いを少しずつ知っていけるなら、それはふたりにとって必要な話し合いの時間とも言えそうです。
喧嘩になりやすい性格の組み合わせ
喧嘩の起こりやすさには、ふたりの性格の傾向の「違い」が関わっていることがあると言われます。
ここでは、ビッグファイブの5つの性格の傾向のうち、喧嘩に関わりやすい組み合わせを紹介します。どちらが良い・悪いということではありません。
本音で話したい人と、ぶつかりたくない人(共感力の違い)
一方は、気になることはその場ではっきり話したい。
もう一方は、相手の気持ちを考えて、できるだけ波風を立てたくない。
共感力の高さには人によって違いがあり、心理学では「協調性」と呼ばれる傾向です。
話し合いたい人は「どうして何も言ってくれないの」と感じ、ぶつかりたくない人は「どうしてそんなに強く言うの」と感じる。すれ違いが、喧嘩の火種になることがあるようです。
気持ちの波が大きい人と、落ち着いている人(心の安定の違い)
一方は、不安や寂しさを感じやすく、気持ちをわかってほしい。
もう一方は、気持ちが揺れにくく、「そんなに気にしなくていいのに」と感じる。
心が揺れやすい人と、心の安定が高い人の組み合わせでは、同じできごとへの受け止め方が違うことがあると言われます。
揺れやすい人は「わかってもらえない」と感じ、落ち着いている人は「どうすればいいのかわからない」と戸惑う。その温度差が、喧嘩につながることもあるようです。
きっちりしたい人と、自由でいたい人(コツコツ力・想像力の違い)
一方は、予定や約束をきちんと決めておきたい。
もう一方は、その日の気分で決めたい、新しいことを試したい。
コツコツ力が高い人と、想像力・好奇心が強い人では、物事の進め方の好みが違うことがあるとされます。
待ち合わせの時間、旅行の計画、お金の使い方。日常の小さなところで、ぶつかりやすいのかもしれません。
喧嘩が増えやすい時期
性格だけでなく、ふたりの状況によっても、喧嘩が増えやすい時期があると言われます。
- 付き合いたての時期:お互いのことがまだよくわからず、「こうしてくれるはず」という期待のすれ違いが起きやすいようです
- 同棲を始めたころ:家事の分担、生活リズム、お金の使い方など、今まで見えていなかった違いが一気に見えてくることがあります
- どちらかが忙しい時期:仕事や勉強で余裕がないと、小さなことにもイライラしやすくなることがあるようです
- 付き合いが長くなってきたころ:慣れから言葉や態度が雑になり、相手を傷つけてしまうこともあります
「今は喧嘩が増えやすい時期なんだ」と知っておくだけでも、少し冷静になれることがあります。
▶ 付き合いが長くなって、気持ちの変化に戸惑っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください
喧嘩を小さくするコツ
喧嘩をゼロにするのは、むずかしいかもしれません。でも、小さくすることはできます。
- 主語を「私」にする:「あなたはいつも〜」ではなく、「私は〜されると悲しい」と伝えると、相手が責められていると感じにくくなると言われます
- 時間をおく:気持ちが高ぶっているときは、「少し落ち着いてから話したい」と伝えて、いったん離れてみます。黙って去るのではなく、あとで話すことを約束するのがポイントです
- 今の話だけをする:過去の喧嘩の話まで持ち出すと、話がどんどん大きくなってしまいます
- ふたりのルールを決める:「寝る前には仲直りする」「喧嘩中でもおやすみは言う」など、ふたりだけの小さなルールがあると、安心して話し合いやすくなることがあります
- 仲直りの合図を決める:好きなおやつを買ってくる、決まった言葉を言うなど、「もう大丈夫」の合図があると、仲直りのきっかけがつくりやすくなります
▶ 気持ちの伝え方で相手とすれ違いやすい人は、こちらの記事も参考にしてみてください
それは「喧嘩」ではないかもしれない
ここまで、ふたりの違いから起きる喧嘩について書いてきました。
でも、次のようなことがある場合は、「喧嘩」ではなく、あなたの安全や心に関わる問題かもしれません。
- 叩かれる、物を投げられる、壊される
- 大声で怒鳴られる、人格を否定するような言葉でくり返し責められる
- 「別れるなら〜する」と脅される
- スマホを勝手に見られる、人間関係を制限される
こうしたことがあるときは、ひとりで抱えずに相談してください。
- DV相談ナビ(#8008):電話をかけると、近くの相談窓口につながります
- DV相談+(ディーブイそうだんプラス):電話・メール・チャットで相談できます。結婚していない恋人同士のことも相談できます
- 今すぐ危険を感じるとき:ためらわずに警察(110番)に連絡してください
あなたが悪いのではありません。
ふたりの性格の違いを知るには
喧嘩の起こりやすさには、共感力や心の安定など、ふたりの性格の傾向の違いが関わっていることがあります。
お互いの傾向を知っておくと、「なぜいつもここでぶつかるのか」が見えやすくなり、話し合い方を工夫しやすくなるかもしれません。
たとえば診断には、「本音で向き合い、対等でいたい恋」のまっすぐタイプや、「どんなときも、帰ってこられる場所になる恋」の港のタイプがあります。
率直に伝えたいタイプと、落ち着いて受け止めるタイプ。違いを知ることで、お互いの言葉の受け取り方が少し変わるかもしれません。
まっすぐタイプの結果には、こんなアファメーションが添えられています。
私の正直さは、信頼をつくる力になる。
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※占いではなく、心理学の考え方をもとにした診断です。ふたりの相性の良し悪しや、別れるべきかどうかを判定するものではありません。
まとめ
- 喧嘩が多いからといって、相性が悪いとは限らない。大切なのは喧嘩のあとにどうなるか
- 喧嘩の起こりやすさには、共感力、心の安定、コツコツ力・想像力といった性格の違いが関わっていることがある
- 付き合いたて、同棲、忙しい時期など、喧嘩が増えやすい時期もある
- 主語を「私」にする、時間をおく、ふたりのルールを決めるなど、小さな工夫で喧嘩を小さくしてみる
- 暴力や強い言葉での攻撃がある場合は、喧嘩ではなく安全の問題として、相談窓口に相談する
違うふたりだからこそ、ぶつかることもあります。
その違いを少しずつ知りながら、ふたりに合った仲直りの形が見つかりますように。
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免責
この記事は、心理学の考え方をもとにした一般的な情報です。すべての人にあてはまるものではなく、結果や効果を保証するものではありません。恋愛タイプ診断は、Fortune Design Clubが独自に作成した簡易的な診断で、占いや医学的な診断・検査ではありません。自分を知るためのヒントとしてお使いください。つらい気持ちが続くときや、心や体の不調が気になるときは、ひとりで抱えずに、信頼できる人や専門の相談窓口に相談してください。


