振られた日から、何をしていても気持ちが晴れない。
仕事や勉強をしていても、ふとした瞬間に涙が出そうになる。
周りは「もう忘れなよ」と言うけれど、そんなに簡単に切り替えられない。
失恋のあと、なかなか立ち直れないのは、とてもつらいことです。
この記事では、失恋から立ち直るまでのペースが人によって違う理由を、心理学の性格モデル「ビッグファイブ」の考え方を借りて整理します。そのうえで、無理に前を向かなくても、少しずつ心を回復させていくための小さな方法を紹介します。
失恋から立ち直れないのは、おかしなことじゃない
失恋は、大切な人との関係や、思い描いていた未来を一度に失う経験とも言えます。
付き合っていた人との別れはもちろん、片思いが実らなかったときも、心に大きな穴があいたように感じる人も多いようです。
「いつまで引きずるんだろう」「こんなに落ち込むなんて、自分は弱いのかな」
そう思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、それだけ深く人を好きになれたということ。立ち直れない自分を、どうか責めないでください。
失恋から立ち直るまでの期間は、人によって本当にさまざまだと言われます。
数週間で気持ちが軽くなる人もいれば、何か月、何年と時間がかかる人もいます。
早い・遅いに、正解はありません。
回復のペースは性格で違う
失恋からの立ち直り方には、もともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
ここでは、ビッグファイブの5つの性格の傾向のうち、回復のペースに関わりやすいものを紹介します。あてはまるものがなくても大丈夫です。
気持ちの波が大きい(心が揺れやすい)
朝は少し元気だったのに、夜になると急に悲しくなる。
心が揺れやすい人は、うれしさも悲しさも深く感じとる傾向があるとされます。
失恋のあとも気持ちの波が大きくなりやすく、「よくなったと思ったのに、また落ち込んだ」とくり返すことがあるようです。
でも、波があるのは、回復していないということではありません。波をくり返しながら、少しずつ落ち着いていく人も多いと言われます。
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ひとりで抱えこみやすい(人とのエネルギーが内向き)
人に話すより、ひとりで静かに考えたい。
ひとりの時間で気持ちを整えるタイプの人は、つらいことも自分の中で消化しようとする傾向があると言われます。心理学では「外向性」が低めの傾向と呼ばれます。
自分と向き合える強さがある一方で、誰にも話さないまま、つらさを長く抱えてしまうこともあるようです。
気持ちを切り替えるのが得意(心の安定が高い)
比べるための例として、切り替えが早い人のことも紹介しておきます。
心の安定が高い人は、つらいことがあっても気持ちが大きく揺れにくく、比較的早く日常に戻りやすい傾向があるとされます。
周りにこういう人がいると、「どうして自分はこんなに引きずるんだろう」と比べてしまうかもしれません。
でも、それは性格の違いであって、どちらが良い・悪いということではないと考えられます。
無理に前を向かなくていい時期もある
「早く元気にならなきゃ」「次の恋を探さなきゃ」
そう焦るほど、心は疲れてしまうことがあります。
失恋のあとには、悲しむための時間が必要だと言われます。
泣きたいときは泣いていい。何もしたくない日は、何もしなくていい。
悲しみをちゃんと感じることが、結果的に回復への近道になることもあるようです。
前を向けない自分を責めるより、
「今は、心が休みたがっている時期なんだな」と受け止めてみてください。
ただ、眠れない日や食べられない日が長く続くとき、日常の生活がむずかしいと感じるときは、ひとりで抱えずに、信頼できる人や専門の相談窓口に相談してみてください。話すことで、少し楽になることもあります。
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心を回復させる小さなこと
- 眠る・食べる:まずは体を休めることから。きちんとした食事でなくても、温かい飲みものや、食べやすいものを少しずつで大丈夫です
- 誰かに話す:友だちや家族など、安心できる人に気持ちを聞いてもらいます。アドバイスはいらない、ただ聞いてほしい、と先に伝えておくのもひとつの方法です
- 気持ちを書く:人に話すのが苦手なら、ノートやメモに今の気持ちを書き出してみます。言葉にするだけで、頭の中が少し整理されることがあります
- 体を少し動かす:散歩やストレッチなど、軽く体を動かすと、気分が切り替わりやすいと言われます
- 「できたこと」を数える:朝起きられた、ごはんを食べた。それだけでも十分です。小さなできたことを、自分で認めてあげてください
全部やる必要はありません。今日できそうなものを、一つだけ選んでみてください。
自分の回復のしかたを知るには
失恋からの回復のペースには、心の揺れやすさや人とのエネルギーの向きなど、もともとの性格の傾向が関わっていることがあります。
自分がどんなふうに気持ちを整えるタイプなのかを知っておくと、「自分に合った休み方」を見つけやすくなるかもしれません。
たとえば診断には、「どんなときも、帰ってこられる場所になる恋」の港のタイプがあります。気持ちの波が少なく、落ち着いて受け止められる傾向のタイプです。
一方で、気持ちの波を深く感じとるタイプもあります。どのタイプにも、そのタイプなりの回復のしかたがあるのかもしれません。
港のタイプの結果には、こんなアファメーションが添えられています。
私の落ち着きは、私と大切な人を守る力になる。
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※占いではなく、心理学の考え方をもとにした診断です。
まとめ
- 失恋から立ち直れないのは、おかしなことではない。それだけ深く人を好きになれたということ
- 回復のペースには、心の揺れやすさや人とのエネルギーの向きといった性格の傾向が関わっていることがある。早い・遅いに正解はない
- 無理に前を向かなくていい時期もある。眠れない・食べられない日が続くときは、ひとりで抱えずに相談する
- 眠る、話す、書く、体を動かすなど、小さなことから心を回復させていく
今はまだ、前を向けなくても大丈夫です。
あなたの心が、あなたのペースで少しずつ軽くなっていきますように。
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免責
この記事は、心理学の考え方をもとにした一般的な情報です。すべての人にあてはまるものではなく、結果や効果を保証するものではありません。恋愛タイプ診断は、Fortune Design Clubが独自に作成した簡易的な診断で、占いや医学的な診断・検査ではありません。自分を知るためのヒントとしてお使いください。つらい気持ちが続くときや、心や体の不調が気になるときは、ひとりで抱えずに、信頼できる人や専門の相談窓口に相談してください。


