発達障害者支援センターへ相談した日
発達障害者支援センターに電話をし、娘の癇癪について簡単に相談しました。
すると返ってきたのは「予約がいっぱいで、相談は3ヶ月後になります」という返答。
正直、その時は「3ヶ月も待てない…」という気持ちでしたが、
娘の癇癪は波があり、激しい日が続くこともあれば、数週間落ち着くこともありました。
気づけば、その3ヶ月はあっという間に過ぎていました。
3ヶ月後、娘と一緒に発達障害者支援センターへ
担当は、穏やかな雰囲気の男性。
私と娘が別々に話を聞く時間もあり、私の面談中は、娘が私と離れるのを嫌がることを事前に伝えていたため、優しそうな女性が一緒に遊んでくれました。
当日だったか後日だったかは曖昧ですが、「発達障害の検査」をすることになりました。
4歳で受けた検査と診断結果
一般的な心理検査のWISC検査は5歳以上が対象のため、
先生からの質問に答えたり、図形や道具を使った、知能検査に近い内容を30分以上行いました。
- 言葉の遅れなし
- 手先も器用
- 集団生活は得意ではないが、極端に苦手でもない
総合的な判断としては
知能の遅れなし。発達障害かどうかは判断が難しく、グレーな状態。
一言で言うと、
「ただの育てにくい子」 という評価でした。
「発達障害ではない。」
その言葉を聞いて、ほっとしたような、でもじゃーなんでこんな大変なのか?という複雑な心境でした。
母親へのペアレントトレーニングを勧められる
娘自身の療育ではなく、
「お母さんが関わり方を学びましょう」
という提案がありました。
次回の予約は、私ひとりで取ることに。
担当者からいくつかアドバイスをもらい、
おすすめされた本も購入し、実践していくことになります。
娘の噛み癖が治った!担当者のアドバイスとは
最初に言われたアドバイスは、とてもシンプルでした。
- わがままや癇癪には「反応しない」
- 危険な行為(暴力)も「反応しない」
娘の癇癪の流れは、だいたいこうでした。
思い通りにならない
→ 怒る
→ 激怒・発狂・号泣
→ 最後に噛む
私はとにかく「無反応」を徹底しました。
無反応を貫く修羅場
首元を引っ張られたら、立ち上がって届かない位置へ。
ズボンを引っ張って脱がされても、立ったまま無反応。
叩かれても、反応しない。
すると次は、気を引くために物を壊そうとします。
- パソコンに触ろうとする
- 洋服にマジックで落書きする
その場合は、対象物を手の届かない場所へ移動。
服は汚れてもいいものにするか、マジックを隠しました。
怒りから悲しみに変わる瞬間
これを徹底すると、
次第に興奮状態が落ち着き、
「ママ、ママ、ママ…」
と、しがみついてきて、怒りではなく悲しみの表現に変わっていきます。
ここまで来て、初めて
目を見て、抱きしめて、受け入れる。
この無反応は「暴れても反応はない」と子どもが学習することが狙いです。
この修羅場を繰り返す次第に
噛む・引っ張る・壊すといった激しい攻撃は、減っていきました。
最終的には、癇癪時の最大攻撃が「叩く」程度にまで落ち着きました。
正直、この修羅場を何度も繰り返すのは、本当にしんどいので私の脳裏に焼きついています。
おすすめされた本と、失敗した使い方
読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
(シンシア・ウィッタム)
この本は、良い内容が本当にたくさんあります。
例え話も多く、やさしい子育ての方法が丁寧に書かれています。
ただ、私には「失敗」もありました。
本の前半は
- 褒め方
- してほしくない行動を減らす方法
後半は
- 制限を設ける方法
本にも書かれていましたが、
前半ができていないうちは、後半に進んではいけない。
それなのに私は、
タイムアウト、警告、いわゆる「罰」に近いことを多用してしまいました。
正しく使えていなかったことで、
娘の心に傷をつけていたと思います。
おすすめの本ですが、
私のようにならないよう、使い方には注意が必要です。
相談を続けて、やっと見えた落ち着き
1ヶ月後の母親面談で、
いちばん困っていた「噛む行動がなくなった」ことを報告しました。
その後は、
- 3ヶ月ごとに面談
- 困った行動を相談
- 対処法を実践
を繰り返し、
徐々に穏やかな日が増えていきました。
最終的には定期面談は休止し、
「困った時にまた相談する」形へ。
その後は、
私が限界を迎えた時に、年1回ペースで面談を予約する
という状態になりました。

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